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許容差

こんにちは。
すっかり春ですね。

今日は、図面の「許容差」について少しお話します。

許容差とは、シャックル作りが手仕事のために出る、個々の寸法差の許容範囲の事です。

JIS製品にはJISで定められた許容差があり、その数値に則って製作しています。

例えば「15±1」は、15mmの幅に前後1mmの差までなら発生してもOK、という意味です。
大きな製品になればなる程、許容差も大きくなります。
「+5%」など、パーセンテージの表示もあります。


では、許容差を入れずに「15」ならば、きっかり15mmの、少しの差も認められない表示になるのかと言えば、それは逆で、許容差を入れない図面は、ざっくりした(精度の低い)感じの図面になります。

「15±0」となれば、15mmしか許されないという意味になります。
(実際、シャックルでは±0はありえないですし、そこまでの精度を求められる部品ではないのです。)


余談ですが。
春になると、小学生が集団登校のための集合時間を決めます。
大体「7時45分」や「7時50分」で決めて帰るのですが、
ある年、「7時43分」で決めて帰った事がありました。

「7時45分」はだいたい45分くらいに集合というイメージですが、
「7時43分」ですと、42分も44分も絶対に許されない!!という厳しいイメージにガラリと変わりませんか?

後で聞くと、他の班でも「7時45分50秒」と決めた班があったとか。・・・細かすぎる。
(きっと朝ドラを見終わってから集合しているに違いない)

                    
その時ちょっと、許容差が表す精度を思い出したのでした。
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ザグリ

新年明けましておめでとうございます

今年もゆったりお付き合いくださいませ。

前回の沈シャックルの記事から一ヶ月経ってしまいました。
一ヶ月記事書き込みがないと、広告が入るんです・・・。
パチンコの広告が出ていました・・・汗
早く記事を書かなくては!!


・・・と言うことで。
「沈シャックル」とはピンの頭が本体に沈んでいる(めり込んだ状態)シャックルでしたね。
ピンの頭が邪魔にならないように本体に沈めているものでした。関連記事「沈シャックル


そのような、穴の周りをくるりと薄く円形に削る事を「ザグリ」と言います。
沈シャックルのようにピンの頭を沈めたり、ピンのすわりを良くするをする加工です。

「座を繰る」→「ざぐり」とのこと。
この記事内では使い慣れた「ザグリ」と表記させてください。


下の図の向かって右側のザグリ、これを入れることでピンのすわりがとても良くなります。
どのような捻込シャックルにも入れることができます。

左側のネジ頭を沈める為の部分は、円すい状にザグリを入れているので「皿ザグリ」と呼ばれます。

どうですか?
ピン頭はすっきり納まりとてもスマート。
ピンが本体にガッチリはまり込んだどっしり感。


この図から見て取れるでしょうか?



図面では本体ピンがばらばらですが、セットするとガッチリ!
ザグリ

沈シャックル

こんにちは。
広島県福山市は、ここ数日小春日和が続いています。
山の紅葉も青く澄んだ空に映えて美しいです。

さて、今日ご紹介するシャックルは「沈(しずみ)シャックル」です。
どこがどのように沈んでいるかというと・・・。

ピンの頭が本体に沈んでいます。



こんな風に。
沈シャックル










このシャックルは、吊り具として使用されます。
普通の捻じ込みシャックルは手で回せるようにピンの頭は丸い形状になっています。
(参考記事「捻込シャックル ボルトナット止めシャックル」)

しかし、丸い頭の引っかかりを嫌うチェーンやネットを扱う現場では、
この「沈シャックル」が好まれ、魚網やチェーンの先端などによく使用されています。


手での捻じ込みはできませんので、開閉はマイナスドライバーで行います。


現場の人たちは、「シジミが・・・」と言います。
最初は聞き間違えかと思っておりましたが、
「沈シャックル」の事は昔から「シジミ」と呼ばれているそうです。

この訛りは、うちだけではなく取引先の方からも聞かれる不思議な訛りです。

捻込シャックル ボルトナット止めシャックル

こんにちは。
以前、シャックルの本体の主な形に、ストレートとバウがある事をお話しました。
(以前の記事「ストレート&バウ」)


今日はピンについてお話します。


シャックルのピンは、
・本体に直接捻じ込む「捻込タイプ」
・ボルトとナットで止める「ボルトナット止めタイプ」

の、主にこの二つがあります。


「捻込タイプ」は部品も少なく、工具を使わず手で取り外しできますが(丸棒を使って締め込む場合もあります)、振動によるピンの緩みが懸念されます。

一方、「ボルトナット止めタイプ」は工具を使ってナットで締め、
さらに外側から割りピンで止めるので、振動によるナット外れを防止できます。
しかし、部品の多さと工具が必要なため、高所での取り扱いには十分注意しなくてはなりません。


本体の形(ストレートとバウ)との組み合わせで、主に4種類のシャックルに分ける事ができます。



捻込み ボルトナット

US型シャックル

US型シャックルとはUS(米国)規格に基づいたもので、海外向けに作られています。


国内ではメートルで作られますが、米国はインチです。
ちなみにネジも国内は主にM(めーとる・えむ)ネジ、US型はW(うぃっと)ネジ。


インチ呼びは独特です。(私には)
未だに慣れません。
インチよりも小さいものは「分・厘」を使って、ちょっと和風な読み方で読まれます。


インチ















分母を8に置き換えて読むのですね。
1/4は2/8なので二分(にぶ)という風に。

自慢じゃないですが、まだ平気で「じゅうろくぶんのなな」などと呼んでいます。
・・・良いんですよ!きちんと伝わることが大事です(笑)


そう言えば昔ありました。
「5/8チップス」というポテトチップス。
あれはインチではなくて、「ちょっと小さめ」を表した名前だったそうです。

プロフィール

(有)大和鉄工所 スタッフY

Author:(有)大和鉄工所 スタッフY
まだまだ少しずつ勉強中のYがご案内します。

広島県福山市鞆町後地26-44
(084)983-5117
メール:info@daiwa-iron-works.jp
H P:http://daiwa-iron-works.jp

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